メケメケ

メケメケ

町工場や倉庫がひしめく運河のほとりから、セカイに向けて書き綴るブログ。

のと暮らし……目覚めは防災行政無線チャイムで

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ども。檀原(@yanvalou)です。

志賀町では、干し柿の一種である「ころ柿」や菓子パンをつくっている合同会社菜夢来さんの寮にすまわせてもらいました。
2週間滞在のうち半分の7日間を菜夢来さんで仕事させて頂き、残り半分を観光などに使いました。

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ふるさと納税のアピールも「ころ柿」

ころ柿の製造は11月からがシーズンです。いまの時期(5月末から6月にかけて)の作業は畑仕事。菜夢来さんは製パン業も営んでいるのですが、パンの具となるサツマイモやカボチャの世話をするのです。

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ころ柿をアピールする標識

作業は8時からなので、7時前に起きなければなりません。おあつらえ向きと言いましょうか、毎朝7時になると防災行政無線チャイムから時報が鳴り響きます。現在借り暮らししている建物は、ちょうど無線チャイムのスピーカーの近く。なかば目覚まし時計のような存在です。

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この時報は、7時、10時、12時、15時、17時に鳴っているようですが、時刻を告げるだけではありません。

先日の日曜日、とっぷり日の暮れた19時半ごろ「社会福祉協議会からのお知らせ」と題して「明日の月曜日、日常生活の困りごとをご相談下さい。司法書士も相談に乗ります」というアナウンスが。小さな町ではよくあることですが、役所と住民の距離がとても近いのです。

都会でも、広報誌などでこの手のお知らせが発信されているのかも知れません。しかし無味乾燥とした活字の行列と、街角でアナウンスが流れるのとでは、親しみが違うと思うのです。

メディアとの距離も近く、5月25日(土)づけの「北國新聞」朝刊25面に今回の滞在のことが掲載されました。

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