ども。檀原(@yanvalou)です。
昨日(12月12日)、ようやく新刊がでました。
書き始めたのが去年の11月下旬。校了したのが今年の10月末。既に遠い昔のことのようです。感覚的には2年くらい前の出来事のように感じています。
そうは言っても読者にとっては未知の書物であり、ほとんどの人にとってこれから手に取る1冊になるはずです。
発売前の10日の段階で、地元伊勢佐木町の有隣堂書店では1階と2階の計3カ所で平積みしていました。
前作のときは4階か5階にしか置いていただけませんでしたので、リベンジ達成です。
ネタバレになるので本の内容については語りません。
有隣堂さんが用意してくれたポップ
「彼女は本当に『待つ女』だったのだろうか?」
がすべてを表しています。
ただ解説が『圏外編集者』『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』『夜露死苦現代詩』などで知られる都築響一さんですから、一癖ある内容だということがお分かりいただけると思います。
この本の発売を記念して、東京都内でトークイベントを実施することにしました。
小説家や作詞家、脚本家などと異なり、ノンフィクションライターやってると他ジャンルの人とコラボする機会がほとんどありません(せいぜい写真家くらい?)。
念願叶っての、他ジャンル、しかも古典芸能の世界とのコラボです。
僕だけかも知れませんが、古典の人といっしょに仕事すると、自分が認められた、自分がやっていることに世間様がお墨付きをくれた、という気になります(たぶん勘違い南なんでしょうけど)。
以下、イベント概要です。
映画などによって広く知られる白塗りの老女「ヨコハマメリー」。
『白い孤影 ヨコハマメリー』(ちくま文庫)発売を記念して、ヨコハマメリーを語りつくすトークイベントを行います。
トークと講談の2本立てで挟み撃ちします!
■出演
檀原照和
Tell-Kaz,Dambala
ノンフィクション作家。
1970年東京生まれ。横浜をはじめとする日本の近代裏面史やダークツーリズムを得意とするノンフィクションライター。著作に『ヴードゥー大全』(夏目書房)、『消えた横浜娼婦たち』(データハウス)。共著に『太平洋戦争―封印された闇の史実』(ミリオン出版)。
著述業のほかに「土方巽 1960 しずかな家」シリーズ、「ラジウムウォーター・コミューン」などのアートプロジェクトの企画・立案も行っている。目標は翻訳を含め外国語で本を出すこと!
田辺銀冶
Ginya Tanabe
講談師(講談協会 二ツ目)
1983年1月東京都杉並区出身。1992年講談師田辺一鶴に入門。ちびっこ講談で人気者に。高校卒業後は講談協会を休会し海外(NZ,韓国AZ,NY,LONDONなど)遊学。異国の地で「日本」に目覚める。2006年11月同協会に復帰。師没後2010年鶴瑛(母親)門下へ。「横浜メリー」「レディガガ」など数々の新作講談を発表する新進気鋭の女流講談師。夢は言葉を自由に操り世界を股にかけるスーパー講談師になること!
■詳細
2019年1月20日(日) 開場14:30 開演15:00
前売2000円 当日2500円
※+1ドリンクオーダー
会場 : コラソンゲート(駿河台下スタジオ)
http://www.tigerpit.jp/jinbotyo-kouen.html
東京都千代田区神田神保町1-21-5 三省堂アネックスビルB1
(三省堂本店そば。カラオケビッグエコー様のビルの地下1階)
主催 : スタジオ天神橋
協力:劇団コラソン
■予約・問合せ
yanvalou.deetee@gmail.com
風呂敷を広げてみたものの、いったい何人集まることやら……。
やるだけやってみましょう!
またのお越しをお待ちしています!