ども。檀原(@yanvalou)です。
数日前ですが、厚生労働省が配付している「新型コロナウイルス接触確認アプリ」から iPhoneの通知センターに「感染者と接触した恐れがあります」という通知がありました。
通知では「接触あり」、アプリでは「接触なし」?
驚いて、アプリを立ち上げて詳細を確認しようとしたところ、「接触なし」という表示が。
困惑しながら「どっちだよ」とツイートしたら、メンションtweetが返ってきました。
こちらをご一読をhttps://t.co/v4QxH6E7wM
— 照葉 (@teriha8t8) September 2, 2020
このエラー、頻繁に起こっているらしく、ボランティアが判定サイトを作っているそうです。
メンションの主は、この判定サイトの関係者でした。
「スマホから濃厚接触通知が来たが、COCOAには記録が表示されていない?」と題したページから、接触日が割り出せます。
非公式サイトから接触日を判定する
リンク先に飛び、さっそくやってみました。
手順は以下の通り。
1.iOS13.6.1の場合
- 設定→接触確認アプリ→小さい青字→
- 設定→プライパシー→Bluetooth→COVID-19接触のログ記録→接触チェックの記録→
- 設定→プライバシー→ヘルスケア→COVID-19接触のログ記録→接触チェックの記録→
2.iOS13.7の場合
上記いずれかのルートを辿って、「接触チェックの記録」をタップすれば、「接触チェックの記録」一覧がでます。
冒頭から1本ずつタップして「チェックの詳細」を確認していく。
7:23は接触チェックファイルの日時でよね?
— 照葉 (@teriha8t8) September 2, 2020
それは檀原さんが誰かと接触した日時ではなく、iPhoneがバックグラウンドで照合チェックした日時です。
7:23のファイルのハッシュ値をhttps://t.co/depmBV0dWd
で検索してみてください。
ハッシュ値が判明したら、
「(iOS)接触日をHash値より検索するサイト(非公式) 」
にアクセスしハッシュ値を入力して下さい。
「ハッシュ値の先頭」を入力して下さい」という指示がイミフで困りますが、「先頭」というのは「最初の数桁」という意味だそうで、頭から適当な所まで手打ちで入力して下さい。
*現在、書き改められています
接触日の割り出しは非公式なものですので、UIは二の次になっています。
— 照葉 (@teriha8t8) September 2, 2020
ハッシュ値があるファイルに含まれているキーを24時間でしか割り出せません。
釈然としない結果
僕の場合、10日も前に接触したという結果が出ました。
このアプリ、ウイルスの拡散防止の観点から問題がありますね……。
全然役に立っていない気がするのですが、どうでしょう?
「感染経路特定」という意味では、ないよりマシでしょうけれど。
非公式ツールで割り出した接触日は、本来は接触確認アプリに表示される情報です。現在、照合結果をアプリに反映しない障害があるためボランティアが作り上げたツールで、10日前の結果が出たことについては関与しません。
— 照葉 (@teriha8t8) September 2, 2020
陽性登録者のキー情報がサーバーに上がるのが遅かったのだろうとしか言えません
感染検査キットでテストしてみる
念のため検査キットで感染をテストしてみました。
株式会社ウェルメディカルグループというところが販売している「チェック・コロナ」というそのまんまの名前の商品です。
こんな感じで送られてきます。
梱包物一式(ほかに明細書も同梱されています)。
このスポイトで白い判定キットに血液を数滴垂らします。
結果が出た状態。
見事「陰性」判定が出ました!
万が一「陽性」判定がでた場合、オンラインで1回だけ医師に相談できる機能がついています。
もし「新型コロナウイルス接触確認アプリ」で「感染者と接触した恐れがあります」と表示された場合、不安に駆られた方は試してみてはいかがでしょうか?
広く知られているとおり、PCR検査は余程のことがない限り受けられません。
特別な伝手のない僕たちは、こういう簡素な検査キットでチェックするのが一番の近道だと思います。
今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!
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