ども。檀原(@yanvalou)です。
ライターになった当初、ライターというのは全国を股に掛け、あちこち飛び回るものだと思っていました。
実際は全然そんなことはなかったのですが、1度で良いので旅行ライターというものをやってみたくなり、楽天トラベルの能登半島ドライブ記事というのをやりました。
実際にやって感じたことを書くと、愚痴だらけになります。ですから舞台裏については多くを語りません。
しかしふたつだけ書きたいと思います。
ひとつは
現地の人の声を集める取材をしてください。
取材地に行き、見て回るだけで原稿の素材を集めるのではなく、是非、お店の方や、住んでいる方など現地の人に話を聞きながら取材をしてください。生の声を入れることで、記事の質とオリジナリティ向上につながります。
ということで、確か「現地の人の写真も撮れ」といわれていたと思うのですが、ことごとくボツにされました。採用されたのは1枚だけですよ。
以下、ボツになった人物写真たち。
それから「ドライブ記事なので駐車場の雰囲気が分かる写真も入れろ。店や施設から駐車場まで何メートルあり、何台駐車できるか調べろ」という話だったんですが、これもほとんど無駄骨。
駐車場の広さを伝える写真、意外と難しくて苦労したんですけどね。
下の狼煙の道の駅の駐車場、車の枠線が書かれておらず、何台止められるのか判断するのが非常に難しかったんですよ。
かなり苦労して約200台と割り出し、かつ歩数アプリで禄剛埼灯台までの正確な距離を測ったんですが、カットされてるし。
車の枠線がなくて(あるいは消えてて)、台数を推測するのが難しい駐車場、数カ所ありました。100台を越える広さだと正直困惑します。
そんなのばっかりですね。
要求されていない写真も必要そうなら撮ったり、予定にないご当地グルメを余計に食べたりしましたが、取材が終わって校正の段階になって、予想もしないものを平然と要求してくるので唖然としました。
このピンクの鯛焼きはネットで知り合った中川さん(ご免なさい。まだ記事書いてません)のお薦めの塩鯛焼き。ボツになりました。
同じ場所でも時間帯の異なるカットを取るため、2回、3回出向いた場所がいくつもありますしね。
もうやめておきましょう。
記事を読む限りでは「こんなの楽勝じゃん。誰でも出来るよ」と言われそうですが、人には言えない苦労してます。
今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!