ども。檀原(@yanvalou)です。
このブログの中でアクセス数が多い記事のなかに「インタビューと謝礼問題」があります。
結論として、僕は「インタビュー時に謝礼の支払いは不要」と書きました。
ところが正反対の持論を唱えるインフルエンサーがいることに気がついたのです。
それはかの有名なイケハヤさん。
詳しい内容はリンク先を読んで頂くとして、ここでは私見を述べます。
- よそから仕事を与えられるライター
- 自分で企画を立て、自ら取材執筆するライターやブロガー
このふたつは分けて考えなければなりません。
上記は
- プレイヤー
- プレイイングマネージャー
と言い換えることが出来るでしょう。
はっきり言ってイケハヤさんの主張の中身はプレイイングマネージャーとプレイヤーの戦いになっており、同じ土俵での勝負になっていません。
なぜならプレイイングマネージャーは自ら企画したり書いたりするだけでなく、発注する側でもあるからです。当然予算の権限も握っています。
一方、単なる一(いち)ライターにはそんな権限はなく、インタビュイーに謝礼を支払う際には自腹を切る羽目に陥るでしょう(なぜなら謝礼が経費として認められることは、まずないだろうから)。
イケハヤさんはバカなのでしょうか?
それとも承知の上で面の皮を厚くし、「進歩的文化人キャラ」を演じているのでしょうか?
イケハヤ方式は、大新聞やテレビ局などは無料で取材し、個人で活動しているライターやジャーナリストは自腹で謝礼を払う、というダブルスタンダードを発生せしめるものです。
これは取材を受ける側に、
大新聞からの取材→
「取材していただくのだから無料なのは当然」
ライターからの取材→
「取材させてあげているんだから、対応する時間の対価を頂くのは当然」
という分裂した対応をさせることになるでしょう。
こんな習慣が広まったら、フリーのライターは自主企画を諦めなければならなくなります。面白い記事は激減するはずですよ。
誰得ですか?
訳が分かりません。
皆さんはどんな意見をお持ちですか?
今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!