メケメケ

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町工場や倉庫がひしめく運河のほとりから、セカイに向けて書き綴るブログ。

インタビューと謝礼問題、再び

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ども。檀原(@yanvalou)です。

以前「インタビュー相手に謝礼を払うべきか」という記事を書きました。

www.yanvalou.yokohama

その時も書いたことですが、僕は謝礼を払ったことはありません。
しかし Web出身のライターさんたちは「払うのは気持の問題」「礼儀でしょ」と考えているようですね。

どうも感覚違うな、と思っていたところ闇金ウシジマくんで知られる真鍋昌平さんとホリエモンの対談記事を目にしました。
真鍋さんはしばしばその筋の人たち相手に取材するそうなのですが、やはり謝礼は支払っていないとのこと。

cakes.mu

もっとも真鍋さんの場合は、反社会勢力に下手に金銭を渡してしまうと法的に問題が発生したり、「金づる」だと思われて後々面倒なことに巻き込まれるリスクを考慮しているのかも知れません。
ご本人に確認しないと分かりませんけどね。

僕はいままでに何度か「取材相手から酒や食事を奢られる」という経験をしています。
それは「良い記事を書いて欲しくてヨイショされた」などというものではなく、「タニマチになってくれた」という感覚だと思います。
「珍しい仕事している奴に会ったから、ちょっと奢ってやった」という感じでしょう。
この仕事をつづければ分かりますが、そういうこと、たまにあります。

たまたま今日はある大学教授に取材してきたのですが、手元の資料を大量にコピーして頂くなど、随分親切にして頂きました。しかし先方は謝礼のことなど考えてもいないようでした。
(気持ちよくお世話になりました)

1970年代に人気を博した伝説的な雑誌『平凡パンチ』の創刊編集者だった赤城洋一さんの回顧録『平凡パンチ1964 (平凡社新書)』(平凡新書 2004年)には、こんな一節があります。

放送作家前田武彦の口上は、もっと理にかなっていた。
「電話取材って、原稿料タダなんでしょ。僕たちは原稿用紙にたとえ200字でも、書けば原稿料貰えるんです。字数を言ってくれれば、僕は原稿書いて電話で送ります」
前田武彦のコメントが欲しかったので、石橋デスクに行って相談したら、
「新聞記者がインタビューして、いちいち原稿料払っているか?  雑誌も同じだ!」
と一喝されてしまった。(91ページ)

謝礼に関して、あまり悩む必要はないんじゃないでしょうか。

今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!