『古能手佳史話(このてがしわ)』渓斎英泉 画
ども。檀原(@yanvalou)です。
昨日東京・吉原で第2回目となる「くるわ落語の会」を開催したので、そのご報告です。
……が、今回は手抜きさせて下さい!
各所から引用・転載します。
ちなみに前回の様子はこちら。
今回は「くるわ話と怪談」というテーマで、古典落語の「反魂香(はんごんこう)」をフィーチャーしました。
あらすじ:隣の部屋から毎晩聞こえてくる叩く鉦(かね)の音がうるさいと、文句を言いに行った八五郎。部屋の主は坊主だが、島田重三郎(後述)が出家した姿だという。
坊主は八五郎の目の前で、反魂香を焚いてみせる。すると煙の中から死んだはずの高尾太夫の姿が現れる。これを見た八五郎は、三年前に死んだ女房に会いたいと反魂香を欲しがる。
解説 :「反魂香」とは中国で言い伝えられるお香のこと。死人の魂を呼び戻して煙の中にその姿を見ることが出来る、とされます。
仙台藩3代藩主・伊達綱宗は郭好きで知られており、吉原の遊廓・三浦屋の抱え遊女「2代目高尾」を身請けしたと言われます。ところが高尾は夫婦のちぎりを交わした男、島田重三郎に操を立てて心を許しませんでした。逆上した綱宗は高尾を裸にし、隅田川三ツ又の船中で吊し切りにして首をはねた、と言います。
「反魂香」はこの俗説を元にした上方落語「高尾」を江戸前にした作品です。幽霊は出てきますが純然たる怪談噺ではなく、むしろ滑稽噺と言えるような演目です。
「吉原落語会イベント『怪談くるわ噺』」
— 春風亭正太郎事務局 (@shoutarou_jimu) August 8, 2017
8月11日(祝)
午後の部:13:30開演『反魂香』『お見立て』
夕方の部:16:30開演『反魂香』『三枚起請』
※各部入れ替え制
料亭 金村(台東区千束4-16-7)
2500円(要予約)https://t.co/5zk85TUgiv
カストリ書房さんの落語イベントに行って来ました((( *´꒳`* )))
— 私、こむぎちゃん。 (@komugimugirori) August 11, 2017
初めての落語でしたが、クスッと笑ったりテンポの良い話口調にどんどん引き込まれました😌✨ pic.twitter.com/oIdRgLy09M
落語に登場する人物たちが当時の江戸の風景の中で生き生きとしているので、場所の意味合いや土地の歴史がぐっと身近に感じるようでした。こういう体験はこれからもどんどんしたいです。 pic.twitter.com/xJzjH9hn1g
— 饗宴ロウドクシャ (@kyoen_rodokusha) August 11, 2017
カストリ書房さん主催の落語会に伺いました。
— h_okkun (@h_okkun) August 11, 2017
吉原の料亭金村にて、春風亭正太郎さんの廓噺を楽しみました。
落語を聴くのは2度目で超初心者ですが、想像力を働かせながら物語の舞台に思いを馳せるのはとて… https://t.co/BdcLQVSfEZ
吉原落語会イベント『怪談くるわ噺』@料亭 金村
— くまの (@Kumano_kitakita) August 12, 2017
昨日行ってきた~(≧∇≦)
春風亭正太郎さんが、くるわ噺する会の2回目~。 前回行けなかったからなぁ。むふふ( ´艸`)
男ってすぐ騙されるよね。 pic.twitter.com/rOlunqVvKj
カストリ書房(@kastori_store )さん企画の吉原落語会イベント『怪談くるわ噺』行ってきたぞ!
— まりぺし( (◕ . ◕( )⊃ (@00sayonara00) August 11, 2017
吉原の料亭跡で花街の怪談を楽しむなんて、素敵じゃありませんか…
それにしても春風亭正太郎さん色っぽ過ぎたよ~~~えーんえーん!!!!(錯乱)
一気にファンになった最高 pic.twitter.com/27XS85tx89
カストリ書房さん主催の吉原落語会イベント『怪談くるわ噺』@料亭金村 行ってきた!
— 雪うさぎ (@Lepus__timidus) August 11, 2017
「反魂香」と「お見立て」の2席の予定が急遽「引っ越しの夢」も含めた3席に(*´ ꒳ `* )ウレシイ…
反魂香初めて聞けたし、料亭の雰囲気も存分に味わえてとても楽しかった٩(*˙꒳˙*)۶ pic.twitter.com/kvjNobl89l
昨日は吉原の金村さんにて「第2回吉原落語会」御来場ありがとうございました!相変わらず若い女性のお客様が多くびっくりしますがとても楽しい会でした。「反魂香」の鳴物もバッチリ決まってスタッフさん、本当にお疲れ様でした!! pic.twitter.com/2RoNHkoPhl
— 春風亭正太郎 (@shoutarou0823tk) August 12, 2017
ぎらぎらしたソープの町のイメージが強い吉原ですが、落語の帰りにふらりと立ち寄りたくなるようなスポットもあります。
吉原と言えば、樋口一葉。 pic.twitter.com/Z7Tjys99aH
— 檀原照和 10/13〜 「土方60」 (@yanvalou) August 11, 2017
今日頂いてきたもの。吉原の落語会の前に吉原神社と吉原弁財天本宮に参拝してきた( ゚∀゚)ノ
— 雪うさぎ (@Lepus__timidus) August 11, 2017
弁財天の遣いが蛇であることに因んで、吉原の「よし」が蛇の様にデザインされて描かれた御朱印が素敵過ぎる( *`꒳´*)#吉原神社 #吉原弁財天 #御朱印 pic.twitter.com/CPROkXqvAG
なんと、おしゃれなお土産屋さんまでオープンしたんです!tomagazine.jp
今回のイベントを共催した遊郭専門書店・カストリ書房さんを忘れてはいけません。
お盆明けに少し離れた旧お歯黒どぶ沿いに移転するそうです。
「若い女性に人気の妖しい本屋」ことカストリ書房さん登場の国営放送をポテトサラダを食らいつつ拝見しております。 pic.twitter.com/ZYXFw8uhrn
— 花町 太郎 (@izumiken7939) July 24, 2017
【NEWS】店舗拡大!カストリ書房がこの夏お歯黒どぶ沿いに移転 新たに遊郭資料室もオープン(台東区)https://t.co/eQmweSnLs1 同じく千束に8/17(木)移転オープンです。CAMPFIREでプロジェクトも展開中。 pic.twitter.com/NhFe8loxcS
— TOmagazine (@to_magazine) August 9, 2017
古典落語聴いてると吉原の話とか普通に出てくる。
— とおるちゃん (@48app69) August 11, 2017
性の文化を笑いにしちゃうくらいが健全なんだと思う。
それができなかった『明烏』の時次郎は吉原に行って変なスイッチ入っちゃったみたいだし。 https://t.co/zW0v89bJLk
そんなこんなで、第3回くるわ落語をやるときは、よろしくお願いいたします。
今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!