メケメケ

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町工場や倉庫がひしめく運河のほとりから、セカイに向けて書き綴るブログ。

のと暮らし……土いじりの効能

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ども。檀原(@yanvalou)です。

前回かぼちゃ畑についてお話しました。じつはかぼちゃ畑に隣接して、柿の畑が広がっています。正確には果樹園なのですが、会社の人たちは「畑」ということが多いようです。トップ画像を見ていただければ、ご納得いただけるでしょう。確かに畑です。

f:id:yanvalou:20190629102736j:plain柿の花、見たことなりますか?

いまの時期は、薄黄色い柿の花が綺麗にほころんでいます。これがいずれ実になる訳ですね。

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菜夢来さんでは養蜂業者にお願いして、ミツバチの巣箱を柿の畑に置いています。都会ではミツバチの絶滅が問題視されていますが、地方の農場でも自然の摂理に任せた受粉は風前の灯火のようです。気になって調べてみたのですが、いまはどこの果樹園でもミツバチを放園しているのですね。

▼菜夢来さんと付き合いのある養蜂業者さんは、アピモンドさんと言います。▼

www.apimondo.com

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巣箱の天井裏に無駄巣(巣枠の外に作られた巣)がみえます。無駄巣は除去します

それにしてもミツバチの巣箱というのは、不思議です。すごい勢いで蜜が溜まっていくらしく、定期的に回収しないと溢れてしまうそうです。

ところで意外に感じるかも知れませんが、農業は刺激になる仕事です。刺激というと、都会の特権のようなイメージがあるかもしれません。しかしそうでもありません。「土をいじる」という部分に意味があります。つぎの記事を御覧下さい。

wired.jp

コロラド大学ボルダー校の統合生理学教授クリストファー・ラウリー博士は、土壌に棲息する数百万もの「健康的な微生物」に触れる生活と、メンタルヘルスの関連性を裏付ける数々の研究を発表しているそうです。

泥やホコリにまみれる環境にある農村の子どもたちや、ペットとともに育った子どもたちは、ペットのいない都市部の住人よりも強い免疫システムをもっており、精神疾患のリスクが低い傾向があるのだ。もしかすると、自然が提供する微生物叢から断絶された生活を送る人々が、長いあいだ心身の健康を維持するのは難しいのかもしれない。

とのことで、農業に限らず、林業や漁業など「生の自然」に触れる1次産業の環境は、想像以上に心地よいものです。もちろんブルーワークなので、工事現場や倉庫内作業、工場勤務などと共通する部分もなくはありません。しかしあの独特の解放感は、やってみなければ分からないと思います。おそらく規模も関係しており、ベランダ菜園では実感するのはむずかしいでしょう。

とは言え、困ったこともありました
ひとつは腰の痛み。もうひとつはくしゃみです。

柿の花粉なのでしょうか? 1週間経った頃から鼻水が止まらなくなりました。横浜に戻ったらぴたっと収まったので、まちがいなく畑が原因のはずです。こういうことは実際に体験しないと分からないことですよね。 


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