ども。檀原(@yanvalou)です。
先日、仮想通貨のブックライティング(いわゆるゴーストライティング)の仕事を受けました。
クライアントはXCPトークンを運営している会社です。
社長から「実際につかわないと分からないでしょう」と言われ、仮想通貨をプレゼントされました。
というわけで、成り行きから仮想通貨デビューです。
実際に買い物したり、自分でも少し買ったりしました。
そうしないと書けないので。
(ただ、さすがに経費には出来ないだろうな……)
その流れから、VALUを始めることにしました。
VALUはご存じの方も多いと思いますが、個人が株式会社のようにVAとよばれる擬似株式を発行するサービスです。
現状、仮想通貨にはほとんど使い道がありません。
個人投資家や企業を別とすれば、
正しい使い道といったらこれくらいしかないと思います。
例のYouTuber騒動があったせいで「VALUオワタ」と言われてますが、確かに有名人は軒並み休眠状態に入っているものの、面白い人が多い印象。
ざっと見た限りでは、リアルな知り合いはふたりだけ。
fbやmixi、twitterなどとかなり異なる顔ぶれが参加しており、純粋にSNSとしてつかっても面白そう。
ただ残念なことに、ウェブ上ではVALUに対する悪いイメージが蔓延しています。
たとえばここ。
この記事を書いた「ゆかたん」こと岡田有花さんはIT業界では有名な方ですが、読んで唖然としてしまいました。
「VAを買ってくれた方にリターンが出来ない。だからやめます」って……。
リターンとして適当な優待が思いつかないのであれば、相手のVAを買ってあげれば良いのに。
「自分は知名度あるし、買うに足るだけのVALUだけど、相手のはそうじゃない」という選民意識があるんでしょうね、きっと。
と言うよりも「面白そうだから触ってみた」というだけで、不用意に始めてしまった、という感じの方が近いでしょうか。
いずれにせよ「ゆかたん」さんはVALUの投資としての側面しか見ていなかったのでしょう。
VALU自体が「あなたの価値をトレード」とか「フィンテック」とか言ってしまっていますしね。
でも本質的に、このサービスは「お金の絡んだSNS」的な感じだと思うんですよね。
僕はお互いに買い支えしながら、古い言葉で言うところの「講」のような使い方をしたいと思ってます。
「講」というのは一種の互助組織で、グループ間でお金を積み立てながら、いざとなったときにそのお金を融通し合う仕組みです。
「富士講」とか「頼母子講」が有名じゃないでしょうか。
日本では廃れてしまいましたが、タイなど東南アジアだといまも盛んだそうです。
Brett Matthews (CC -継承 3.0)
VALUをつかっているのはフリーランスや個人経営者が中心だと思います。
であれば、万が一のときのセイフティーネットあるいはプロジェクト資金は欲しいはず。
VALUを、そういう形で使うのが正しいと思うんですよね。
つまりユヌスさんのマイクロファイナンスなどを参照しながら論じるのが有益なのでは?
逆に有名人には、このサービスは必要ないでしょう。
一昨日確認したところ、運営から僕のVALUの売り出し許可が出ていました。
現在先行抽選受付中。
審査の段階では僕のVALU総額は29万円でした。
安い……。
いくらだったら納得できるかな……と思いざっと相場を眺めた結果、150万くらいの数字になればいいかな、と結論。
これから相場を上げるべく頑張ります。
先日書いた映画監督の曽根さんも仮想通貨をテーマにした作品を企画中(コインチェック事件から着想を得たサスペンスだそうです)とのことで、投資とは無縁な僕の周りにも仮想通貨がじわじわと来ているようです。
今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!